こんにちは津店設計の藤林です。
連日のニュースで取り沙汰される熊本地震。
東北の震災以来の大きな地震で、
再び南海トラフの事を気にかける人も多いのではないでしょうか。
今回の地震では大きな津波もなかったせいか、
建物倒壊等の被害状況も日に日に明確になり報道されています。
やはり倒壊しているものは古い建物というイメージがありますね。
そもそも耐震設計基準は昭和56年に大幅に改正され、
それ以前か以降かにより建物の強さ・構造が大きく変わると言われています。
阪神淡路大震災の時も比較的被害が少なかったと言われるのが、
昭和56年以降の建物ですからね。
平成12年には地耐力、構造材の継ぎ手、耐力壁のバランス等の基準も設けられました。
そういった法改正もありながら、
今の建物には耐震等級というものが定められています。
これは家造りに関わる方はご存知の方が大半だと思いますが、
阪神淡路大震災と同等の地震で倒壊しない建物がいまや最低基準となっています(等級1)。
等級2はその1.25倍の強さ、等級3はその1.5倍の強さの建物という基準です。
繰り返し来る余震にも耐えられる家造りをするとなると、等級が高いほうが安心できますよね。
サンクスホームはもちろん耐震等級3相当の耐震補償付住宅(10年)、
そして地盤保証は20年と、地震に負けない家造りをしています。
人命にも関わる大切な家造りです。
もちろん人のよって色々な要望があり、住みたい家のスタイルも様々だと思いますが、
構造における安心・安全は絶対条件として全ての家造りに反映させていきたいと思います。