あまり気付かれないポイント
こんにちは。津店設計の藤林です。
モデルハウス案内は基本的に担当営業がすることが多いですが
間取りの打合せを進めていく中で
我々設計も再度モデルハウスを案内し説明することが多々あります。
設計者として・・・という観点での説明になる訳ですが
大半のお客様が気付かれていないポイントがたくさんあるようですので
今回はその中のひとつを説明したいと思います。
津店のモデルハウスは玄関横にギャラリーコーナーがあります。
お客様を招き入れる大切な顔である玄関を飾る大切なスペースとなります。
家族の思い出を飾ったりするのも良いですね。

これは当然視界に入るので気付かれている方は多いと思いますが
実はこの上
「吹抜」になっています。
(一番上が外部との窓、その下が室内窓)

玄関・ホール部分が真っ暗にならないように明かりとりとして
また、飾り付けた物がきちんと見えるようにという意図があります。

照明を消しても
玄関ドアのガラス部分から、和室との間の室内窓から、さらに上部吹抜窓から
自然な明るさが玄関内を照らしてくれます。
ギャラリーコーナーの背面にある和室との間の室内窓は
明るさの共有という意味合いがあります。

和室や吹抜にある窓からの明るさ、あるいは照明の光
いずれも共有できるようになっています。
一体この吹抜はどこにあるのか・・・と聞かれることがよくあります。
2階から見るとこの位置です。

バルコニーから見える謎の窓。
これが吹抜を照らす窓の正体です。
その窓から入る明るさをさらに共有して

子供部屋にガラスブロックを入れてあります。
生活に必要な明るさではないですが、ちょっとした遊び心ですかね。
玄関横のギャラリーコーナー周りだけでもこれだけの意図をもって造られたモデルハウスです。
見所はたくさんあります。
ぜひご来場いただき、実際に体感していただきたいと思います。